共同通信社の政治記者として永田町を15年間取材。2017年、配偶者の米国赴任に伴い、会社の休職制度を男性で初めて活用して渡米し、駐在員の夫「駐夫(ちゅうおっと)」という新語を生み出す。帰国後は研究者とジャーナリストの“二眼レフ”で、日本社会に横たわる「見えない前提」を解きほぐし、「男も女もラクに生きられる社会」の実現を目指して執筆・講演・研究活動に取り組む。
1972 埼玉県行田市出身
1996 慶應義塾大学卒業後、共同通信社入社。政治記者として永田町を15年取材
2017 妻の米国赴任に同行し渡米。男性初の配偶者同行休職制度で「駐夫」に
2018 当事者ネットワーク「世界に広がる駐夫・主夫友の会」を設立(250人超)
2021 帰国。男性目線のジェンダー・キャリア論で執筆・講演。著書『妻に稼がれる夫のジレンマ』
2025 千葉科学大学危機管理学部教授に就任。教授とジャーナリストの二刀流へ
駐夫とは駐夫と名乗るまで 2017年、妻の米国赴任に同行するため、政治部記者だった私は会社を休職し、二児とともに渡米しました。現地でまず困ったのは、自分を説明する言葉がなかったことです。妻たちには「駐妻」がある。ところが夫の側には、呼び名そのものが存在しませんでした。名前のないものは、社会に存在しないことになります。そこで、一計を案じました——。→駐夫(ちゅうおっと)とは何か名付け親としての経緯と、当事者が直面する現実